【相棒】歴代相棒を初代から最後まで総まとめ!人気1位は寺脇?

2021年10月、待望のシリーズ最新作【相棒20】の放送がスタートしましたね。

今シーズンを最後に4代目相棒の反町隆史さんの卒業も発表され、放送開始前から話題になっているドラマ相棒。

1つのドラマで20もの作品が作り続けられるなんて、すごすぎだと思います!

今回は総まとめと題し、ドラマ相棒の20年をふりかえってみたいと思います。

【相棒】シリーズの基本設定

(C)テレビ朝日

特命係とは？

特命係とは、主人公・杉下右京が所属する部署のことで、事件整理や資料の管理が主な仕事です。

特命係なんて大層な名前がついていますが、実情は警視庁の左遷部署で、資料の要求がなければやることが無い窓際です。

「問題を起こした者を風変わりな右京の下につけて自ら辞めさせるように仕向ける」と、警視庁内では考えられているよう。

また杉下右京は、何かと捜査に口を挟んでくるので、特命係のことを快く思っていない者も多いです。

一方で窓際族だからこそ、警察組織に囚われることなく独自捜査もでき、いくつもの難事件を解決してきました。

主人公・杉下右京の人物像

主人公•杉下右京を演じているのは、水谷豊さんです。

警察庁のキャリア組で、階級は警部。

推理力と洞察力に優れた刑事ですが、あまりにも優秀なので上層部に疎まれ、特命係に追いやられてしまいました。

性格は常に冷静。

物腰も柔らかく、誰にでも敬語で話します。

その一方で、風変わりで掴みにくい部分も多い人物です。

こんな変わり者の右京とコンビを組む相棒が、互いに助けあったり、時には衝突しながらも事件を解決するのが、このドラマのみどころです。

歴代相棒一覧

亀山薫（寺脇康文）：シーズン1 第1話　 ～　シーズン7 第9話
神戸尊（及川光博）：シーズン7 最終話　 ～ シーズン10 最終話
甲斐享（成宮寛貴）：シーズン11 第1話 　 ～　シーズン13 最終話
冠城亘（反町隆史）：シーズン14第1話 　 ～　シーズン20最終話

歴代相棒のトリビア

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名前の法則性

これまで主人公•杉下右京の相棒を務めたのは全部で4人。

相棒ファンの間ではかなり有名なトリビアですが、歴代の相棒の名前が、

で統一されているんですね^^

相棒は他にもいた！？

実は初代相棒の亀山が特命係に来る前は、計6人の刑事が右京の下についていたんです。

ただ窓際部署の名の通り、いずれも警察を辞めています^^;

また、

が一時的に特命係に飛ばされていたこともありました。

ただ単発であったので、彼らは歴代の相棒には含まれず、あくまでも上記4人が歴代の相棒となります。

【歴代の相棒】総まとめ

以下、物語の核心に迫るネタバレも多く含みます。

ドラマを見たことがない人は注意してください。

初代相棒　亀山薫

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演じていたのは寺脇康文さんで、期間はシーズン1の第1話 ～ シーズン7の第9話までです。

亀山薫経歴

大学卒業後、警視庁に入庁。

所轄勤務を経て警視庁刑事部捜査第一課に入るが、指名手配犯を捕まえようとするも逆に捕まってしまいます。

その失態の責任を取らされる形で特命係に左遷。

右京とコンビを組むことになります。

始めは捜査一課への復帰を目指して手柄に固執したり、地道な捜査をおろそかにする部分もありましたが、右京と行動を共にすることで考えを改め、右京との仕事に打ち込むようになりました。

性格・人物像

真っ直ぐで思い立ったらすぐに行動する熱血漢です。

学生時代は、スポーツ推薦を受けるほど運動神経がいい。

冷静で頭脳派の右京にたいし、亀山は情熱的で行動派。

歴代の相棒でも、最も対照的に描かれた二人でした。

家族関係

大学時代から交際していた新聞記者の美和子（鈴木砂羽）と同棲。

途中、彼女の浮気などもありましたが、シーズン3で入籍しました。

最後

NGOのスタッフだった親友が事件に巻き込まれ死亡したことをきっかけに、その親友がボランティアをしていた国・サルウィン（東南アジアの架空国家）に興味を持ちます。

その後、親友の遺志を継ぐことと腐敗政治が蔓延しているサルウィンにおいて、子供達に正義を教えるために右京と別れ、妻の美和子とともに旅立ちました。

二代目相棒　神戸尊

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演じていたのは及川光博さんで、期間はシーズン7の最終話 ～ シーズン10の最終話までです。

神戸尊経歴

顔認識システムを搭載した、巨大監視システムの開発を主導するなどしていた優秀な警察官。

にも関わらず、突如「警視 → 警部補」への二階級降格を受け、特命係に移動します。

実は神戸は、「特命係が警察組織にとって必要な存在か」を調査するスパイとして、特命係に移動してきていたんです。

性格・人物像

基本的にはクールで、ややきざな所があるナルシスト。

初代相棒の亀山とは対照的に頭脳派で、立場などを含めて歴代相棒の中では最も右京に似ています。

一方で、事件を解決するためには手段を選ばないこともある右京のやり方に時に「お言葉ですが…」と、苦言を呈することもあります。

最後

クローン人間を造る実験に絡んだ、殺人事件の捜査で右京と対立。

最終的に右京の信念を曲げさせた罪悪感から、特命係を去ろうとします。

右京の説得で思い留まりますが、直後上層部から辞令がくだり警察庁長官官房付へ警視として異動。

自らの意思とは反する形で右京のもとから去りました。

神戸は過去の相棒の中では唯一、右京の元をさった後も警察組織に属しています。

そのため右京の手助けをすることもあり、三代目の享、四代目の亘とも対面しています。

三代目相棒　甲斐享

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演じていたのは成宮寛貴さんで、期間はシーズン11の第1話 ～ シーズン13の最終話までです。

甲斐享経歴

ノンキャリアとして警視庁に入庁。

刑事となった直後の香港旅行で右京と遭遇し、共に事件を解決する。

享の力を買った右京が、自ら要望する形で特命係にやってきます。

家族構成

父親は警察庁次長の甲斐峯秋（石坂浩二）。

ただ峯秋は享のことを「できそこない」と言い、警察官になることに反対をしていました。

享は父親に反発して、その精神が警察官としての行動に繋がっています。

性格・人物像

正義感は強いですが、行き過ぎている部分もあり、荒っぽく血の気の多い性格です。

犯人に対して激怒し、手が出そうになることもしばしばありました。

始めは風変わりな右京に反発することもありましたが、事件捜査を通じて互いに信頼、パートナーとなって行きました。

最後

ところがその行き過ぎた正義感が暴走し、警察の捜査を逃れた犯罪者に、自ら制裁を下す犯罪者「ダークナイト」となってしまいます。

ダークナイトの模倣犯が現れ、捜査を通じて正体が発覚、逮捕・懲戒免職となります。

このシリーズは、「信頼していた相棒に裏切られる」という最悪の形で、コンビ解消となってしまいました。

四代目相棒　冠城亘

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演じているのは反町隆史さんで、期間はシーズン14第1話 ～現在です。

歴代相棒の中でも、最も出演期間が長かった反町隆史さんですが、最新作の「相棒20」の終了と共に、卒業する事が発表されています。

冠城亘経歴

元法務省のエリート官僚。

警視庁警務部付に出向した時に右京と出会い、行動を共にし特命係に興味をもちます。

シーズン15第1話で、峯秋の根回しにより正式に刑事になり特命係に配属されました。

歴代の相棒の中では唯一、自ら志願した形で右京とコンビを組んでいます。

性格・人物像

掴みどころがなく飄々とした性格で、右京にもフランクに接しています。

一方で事件捜査を「全てが新鮮で刺激的で面白い」として自由な振る舞いが目立つことがあり、右京からも叱責されたりもします。

歴代相棒人気1位は寺脇康文！

(C)テレビ朝日

ここまで歴代相棒について人柄などをまとめてきましたが、次は人気ランキングを紹介します。

寺脇康文さんが演じた亀山薫が圧倒的ですね。

やっぱり相棒人気を作った人なので、当然といえば当然の結果だと思います。

相棒継続は水谷豊次第？

https://twitter.com/hal90001124/status/1292928450525708289

「相棒」は20周年を迎えた、テレビ朝日を代表する巨大コンテンツです。

特に主人公・杉下右京の人気は圧倒的です。

そのため、

などの噂があるそうですよ。

噂の真相は？

水谷豊さん本人は、テレビ朝日のバラエティ番組で「仲の悪かった相棒はいません」と公言しています。

また、制作サイドも、

特命係は風変わりな右京の下に付けさせる、理不尽な扱いを受ける。

それによって自ら辞めるように仕向ける左遷部署。そういった設定をブレさせてはならない。

それに加えて同じ二人によるマンネリ化の防止などの理由で「初代相棒の亀山を卒業させた」。

成宮寛貴は元々2年の予定だったが水谷の要望で1年延長した。

と相棒の変異について語り、噂を否定しています。

まとめ

2021年10月からスタートした最新作で20作目となった相棒について、歴代相棒をまとめてきました。

どの相棒も魅力的なキャラクターで、ずっと人気があるのがよく分かります。

4代目相棒の反町隆史さんは20作目での卒業が発表されていますが、どういった最後になるのか今から楽しみです。