【恋せぬ二人】原作は漫画?主人公羽(さとる)は高橋一生にハマり役!

2022年1月10日からスタートしたNHKドラマ「恋せぬふたり」。

演技力に定評のある岸井ゆきのさんと高橋一生さんがダブル主演ということもあり、放送前から話題になっていましたよね。

最近は漫画が原作のドラマが多いですが、「恋せぬふたり」はどうなんでしょうか？

ドラマの内容と合わせて、紹介していきます。

恋せぬふたり原作は漫画？

(C)NHK

最近は、大ヒット漫画がドラマになることが多いですが、ドラマ「恋せぬふたり」の原作は漫画なのでしょうか？

結論からお伝えすると、「恋せぬふたり」は原作なしのオリジナルストーリーです！

オリジナルストーリーだと話の展開や結末が分からないので、見ていてすごくドキドキしますよね！

では、そんな「恋せぬふたり」の脚本家は誰なのでしょうか？

恋せぬふたりの脚本家は誰？

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オリジナルドラマ「恋せぬふたり」の脚本を担当したのは、脚本家の吉田恵里香さんです。

脚本家の名前を聞いてピンとくる方は少ないかもしれません。

ただ代表作を聞くと、あー！と思うんじゃないでしょうか。

吉田恵里香さんの代表作をいくつかご紹介します。

吉田恵里香さんは、キュンキュンできるドラマの脚本を得意としています。

なので「恋せぬふたり」もキュンキュン系ドラマなのかなぁと思っていたら、全く違ったので、驚きました。

「恋せぬふたり」のテーマは、”アロマンティック・アセクシュアル”です。

この言葉自体、世の中で知っている人は少ないと思いますが、どんなドラマなねか次はあらすじを紹介したいと思います。

恋せぬふたりのあらすじ

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会社員の兒玉咲子は愛嬌のある人間性の持ち主だが、多くの人々と違い恋愛にもセックスにも興味を持たない性質を持ち、家族や社会の中で疎外感を抱いている。

咲子が会社の後輩が企画した「恋する〇〇」キャンペーン商品を見にスーパーへ訪れた時、店員・高橋羽から「恋しない人間もいる」と言われる。

咲子は親友・門脇千鶴とルームシェアの約束ををしていたが、千鶴が元彼とよりが戻ったという理由で反故にされてしまう。

咲子はこのことをきっかけに、自分の性格に改めて向き合う。

その中で「アロマンティック・アセクシュアル」という性的指向が存在することを知り、当事者が書くブログを読むように。

ブログの内容に共感し、自分もそれに当てはまると自覚する咲子。

その後スーパーで高橋と再会した咲子は、高橋がそのブログの運営者であることを知る。

同じ性的指向の者同士「家族」になることを提案する咲子。

高橋もその提案を受け入れ、高橋の家で同居を始めることに。

やがて同居が咲子の母・兒玉さくらに発覚。

実家を訪れ、咲子の家族たちに高橋を紹介するため、恋人同士のフリをした咲子と高橋。

しかし、恋愛に縁のなかった咲子が恋人を連れてきて「普通」の「幸せ」を得たと盛り上がる家族たちの姿に咲子はいら立ち、自分たちふたりが「アロマアセク」であることを告白する。

理解できない家族たちは戸惑い、咲子と高橋は家を後にする。

咲子は以前交際していた同僚・松岡一に自分の性的指向のことを知られる。

理解できない彼に否定されたうえ、今も二人の交際が続いていると一方的に主張される。

咲子と高橋は揃って自宅に帰ったところを松岡に見つかり、恋人同士だと誤解される。

嫉妬した松岡と高橋が門の階段で言い争ううちに、高橋は松岡をかばって転落し大けがをする。

反省した松岡は彼の回復まで世話をすると称して、高橋の家でふたりとともに生活し始め、同時に咲子たちのことを理解したいという。

ふたりの何気ないやりとりをいちいち恋愛的に解釈し、高橋が嫌悪する性的な話題など、不躾な問いをぶつける松岡にふたりは辟易するが、高橋にたしなめられた松岡は少しずつふたりとの生活になじんでゆく。

吉田恵里香さんの脚本ということで、キュンキュンのラブコメディを期待していた人もいたようですが、今回はキュンキュンを封印し、観ている人が笑顔になるほっこりコメディになっています。

恋せぬふたりの登場人物

(C)NHK

ここからは、恋せぬ二人の登場人物を紹介していきます。

人気俳優のダブル主演ということもあり、ドラマ放送前から盛り上がっています！

兒玉咲子：岸井ゆきの

兒玉咲子役は、朝ドラ「まんぷく」の演技で大注目を浴びた岸井ゆきのさんです。

咲子は、恋愛することを前提とした社会に馴染めずに、日々を過ごしているアロマンティックの女性です。

アロマンティックとは、他者に恋愛感情を抱かないという恋愛的志向の一つ。

ナチュラルな演技が魅力の岸井ゆきのさんは、咲子役がピッタリ。

少し難しそうなマイノリティな恋愛的志向をどう演じるのかに注目です！

高橋羽：高橋一生

高橋羽役は、シリアスな役からコメディまで幅広く演じることができる、実力派俳優の高橋一生さんです。

高橋はスーパーマーケットの店員で、ある日スーパーに訪れた咲子と出会い、「恋をしない人間もいる」と言ったアセクシュアルの男性です。

アセクシュアルとは、他者に性的に惹かれないという性的志向の一つ

クセの強い人物を演じさせたら、高橋一生さんの右に出る人はいないと思います。

今回高橋一生さんが演じる高橋羽は、性的趣向以外にも拘りが強く、一癖も二癖もある人物です。

高橋一生さんがどう演じるのか、楽しみでしかありません。

まとめ

本日発売週刊新潮2月17日号、TVふうーん録にて「恋せぬふたり」書いてます。非家族モノは増えたが、非恋愛モノは珍しい。高橋一生が庭先で家族最高主義や恋愛至上主義に呪詛垂れまくったシーン、好き。いやだなと思うことを口にできる世の中を目指す意欲作。岸井ゆきのの自己肯定が広がる様子もいい pic.twitter.com/SO7k6JnoKJ

— 吉田潮 (@yoshidaushio) February 10, 2022

2022年1月スタートのNHKドラマ「恋せぬふたり」は漫画原作ではなくて、オリジナルドラマでした！

今回はよくある恋愛系ドラマとは違う男女の関係を描いた作品のようですが、アロマンティック・アセクシュアルを理解するいいきっかけとなりそうですね。

オリジナルストーリーのドラマなので、どのような結末を迎えるのか、楽しみに見ていこうと思います。