大ヒットとなった「真田丸」以来の"三谷大河"ということもあり、放送スタート以降「面白い!」と話題の鎌倉殿の13人。
2月20日放送の第7回からは、いよいよ源義経(菅田将暉さん)も登場してきましたが、未だ「静御前」を誰が演じるのかの発表はありません。
義経&静御前の悲恋は、史実の中でも特に人気の高いお話ですよね!
三谷幸喜さんが美女で悲劇のヒロイン静御前役に誰をキャスティングするのかかなり気になるので、この記事ではキャスト発表前に大胆予想をしてみたいと思います。
悲劇のヒロイン静御前
今回の大河、舞台が鎌倉幕府成立前後の中世日本にも関わらず、「首チョンパ」「ゾッコン」「平家をぶっ潰すぜ!」など、登場人物たちは生き生きと時代劇らしからぬ言葉を口にするなどかなり面白いと話題です。
それもそのはず、脚本家は過去に大河ドラマ「新撰組!」「真田丸」を手がけた三谷幸喜さんなんです。
初回の平均世帯視聴率が17.3%と好発進を切ると、16日に放送された第2回でも14.7%を記録。
同時間帯の番組の中では2週連続でトップを記録しているんだとか。
平家との戦が本格化していく中、2月20日放送の第7話からは「源義経」もいよいよ登場してきます。
「鎌倉殿の13人」のキャストは主役の小栗旬さんの発表以降は、小出しに発表されてきましたが、「静御前」のキャストはまだ発表がありません。
源義経といえば静御前。
豪華俳優陣が揃う大河において、三谷幸喜さんが悲劇のヒロイン静御前役を誰にするのかはかなり気になります。
静御前を演じる女優さんを予想する前に、なぜ静御前のキャスティングに多くの人が興味を持つのかを考えてみました。
とにかく静御前は、歴史上のなかで1位2位を争うほどの美女だったんです。
その上「悲劇のヒロイン」で「謎の多い女性」でもあることから、静御前に魅了させられる人は多い。
そんな静御前を、誰が演じるのか気にならないはずがありません。
静御前は平安時代末期に京都で生まれたと言われていますが、正確な生没は分かっていません。
歌を唄いながら芸をする白拍子の磯禅師の娘として生まれ、源義経の寵愛を受け身篭ります。
つまり静御前は義経の愛人です。
時代劇っぽくいうなら”お妾さん”でしょうか。
義経は平家滅亡の立役者なのですが、次第に兄の頼朝とは仲が悪くなってしまい、静御前は義経とともに追われる身となります。
ところが、逃げている途中で頼朝の追っ手に囚われ、静御前は鎌倉へ連れてこられてしまいます。
源頼朝は静御前が妊娠中であることを知りながら、白拍子として舞うことを命令します。
そして静御前はその舞台で義経を慕う歌をうたい、頼朝を激怒させてしまうのです。
その時うたった歌はこれです。
「吉野山 峰の白雪 ふみわけて 入りにし人の 跡ぞ恋しき」
(吉野山の峰の白雪を踏み分けて行ってしまった人が恋しい)
それを取りなしたのが、北条政子(小池栄子さん)でした。
しかし生まれてきた子供が男の子だったために、頼朝の命令で赤子は現在の鎌倉市由比ヶ浜に沈められてしまいます。
その後、静御前と静御前の母親の磯禅師は京に帰されますが、それからの消息は不明なままです。
没年は分かりませんが、若くして亡くなったという説が有力のようですね。
美女で悲劇のヒロイン、そして謎多き女性である静御前。
「鎌倉殿の13人」では誰が演じるのか、三谷幸喜さんのキャスティング発表が待たれるところです。
過去の大河の静御前は誰?
NHKの大河ドラマは今回の「鎌倉殿の13人」が61作目です。
そのため、これまで何度も静御前は大河ドラマで描かれてきました。
その中でも特に印象的な静御前を演じた女優さんが次の2人です。
- 富司純子さん(1966年:源義経)
- 石原さとみさん(2005年:義経)
2人ともむちゃくちゃ綺麗な静御前ですね。
富司純子さんは、静御前を演じた当時20歳だったそうで、この時義経を演じていた歌舞伎役者の尾上菊之助さんと、この共演がきっかけで1972年に結婚をしています。
また石原さとみさんは18歳で静御前を演じました。
デビュー後すぐの大抜擢だったにも関わらず、見事に静御前を演じきった石原さとみさんは、書く必要もないですがその後大女優になっていきます。
この時の相手役義経は、人気絶頂の滝沢秀明さんでした。
富司純子さんと石原さとみさんを見ると、なんとなく静御前のイメージが掴めませんか?
静御前はきっとこんな女性だったんだと思います。
・頭脳明晰
・容姿端麗
・舞の名手
・歌をうたう
・凛としていて芯の強い性格
鎌倉殿の13人静御前を大胆予想!
ここまでで、静御前がどんな人なのか少し分かってもらえたと思います。
ここからは、鎌倉殿の13人ではまだキャスト発表のない静御前を誰を演じるのか、予想していきたいと思います。
キャスティングのポイントは、次のようなところにあるんじゃないでしょうか?
- 美人
- 凛とした雰囲気
- 踊りがうまい
- 歌がうまい
- 視聴者からの人気が高い
静御前予想大本命!平手友梨奈
まずは大本命から。
元欅坂46の平手友梨奈さんです。
平手友梨奈さんの妖艶かつ凛とした雰囲気が静御前そのものと言われているようですよ!
欅坂46時代の激しいダンスが印象的な平手友梨奈さんですが、静御前が踊る静かな舞いも見てみたいですよね。
アイドル卒業後はアーティストだけではなく、女優としても確実にその実力が評価されている平手友梨奈さん。
2021年12月にはNHKドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」にも出演しています。
https://twitter.com/mugitanuki0701/status/1490331333524357120
静御前予想2人目橋本環奈
「美人」女優といえば橋本環奈さんじゃないですか?
人気実力ともに若手NO.1と言っていいと思いますし、これまでNHK出演作品もありません。
三谷幸喜さんの作品には合っていると感じるので、今回の鎌倉殿の13人でNHKデビューというのも考えられる気がします!
ただ2022年2月から橋本環奈さんは、上白石萌音さんとのW主演で「千と千尋の神隠し」の舞台に主演として出演しているんですよね。
大河と主演舞台。
さすがに両立は難しいかもしれないですね^^;
https://twitter.com/aotora3000/status/1495373886225252352
静御前予想個人的希望は小松菜奈
3人目は大胆すぎる予想かもしれませんが、個人的な希望も含め小松菜奈さんを推したいです。
見た目の雰囲気だけでいったら、平手友梨奈さんに匹敵するぐらい静御前のイメージにぴったりですよね!
しかも小松菜奈さんは2021年11月に菅田将暉さんと結婚をしています。
義経と静御前を夫婦で演じる。
三谷幸喜さんならやりかねない、びっくりキャスティングだと思いませんか?
SNSでも私と同じように、小松菜奈さんを希望する声が多いようですよ^^
https://twitter.com/door_knock2021/status/1495381086641082371
まとめ
今回は、今話題の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」について、まだキャスト発表のない静御前が誰になるのか大胆予想をしてきました。
静御前のイメージから考えると元欅坂46の平手友梨奈さんが大本命なような気がしますが、個人的希望は小松菜奈さんです。
せっかく三谷幸喜さんが脚本を手がけているので、びっくりするようなキャスティングがあると嬉しいですよね!
楽しみに待ちたいと思います。