ミステリと言う勿れ

【ミステリという勿れ】ライカは何者?妹千夜子との関係や結末は?

(C)フジテレビ

菅田将暉さん主演のフジテレビ月9ドラマ「ミステリという勿れ」。

ストーリーの中で特に重要な人物として「ライカ」という女性がいます。

ライカは普段、自分のことをあまり話さず謎が多い美女です。

ただなぜか主人公・久能整とは親しく、一緒に色々なところに出かけては事件に巻き込まれています。

ライカはたびたび意味深な発言をするため、「ライカって何者?」「ライカが言っている妹千夜子って誰?」と思っている方も多いはず。

そこで今回は、謎の美女ライカについてまとめていきたいと思います。

【ミステリという勿れ】ライカの人物像

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「ミステリと言う勿れ」に登場するライカという女性は、謎が多い人物です。

性別は女性。

サラサラストレートのロングヘア―を持つ美女です。

とあることがきっかけで、主人公・久能整と交流するようになります。

とあることとは?

ドラマでは第5話で、そのきっかけが描かれています。

主人公・久能整がケガで入院した際、隣のベッドにいた元刑事さんから「自省録」という本を受け継ぎます。

そしてその本をきっかけに、久能整とライカの交流が始まります。

ライカは「自省録」を丸暗記しているため、久能整とはこの「自省録」を使った暗号(数字の暗号)で会話をすることが多いです。

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ライカはよくしゃべるキャラクターです。

ただ彼女が自分自身について話すことはあまりありません。

そのためどんどん謎が深まっていきます。

ドラマの第5話でライカについて描かれたことは、

  • 頭の病気で入院している
  • 千夜子という妹がいる
  • 無断で病室を出ているために外に居られる時間は限られている
  • 整との待ち合わせは、午前か午後の3時に病院の決まった場所で
  • 桜が咲くころには存在していないとライカ自身が漏らしていた
  • ライカが久能整を事件に巻き込んでいく

恐らくドラマ「ミステリという勿れ」の見どころは、このライカの謎の解明になるんじゃないかと思っています。

【ミステリと言う勿れ】ライカは何者?妹千夜子との関係性は?

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まず結論を話してしまうと、ライカと千夜子は同一人物です。

解離性同一性障害、以前は多重人格障害とも呼ばれていましたが、ライカはこの病気にかかっています。

この事はまだドラマでは描かれていないため、ここからは漫画に沿って紹介していきます。

当初、千夜子という妹がいると話していたライカ。

漫画「ミステリという勿れ」の8巻で、整は偶然病院で「千夜子」と呼ばれて車いすに乗る女性に出会います。

ただ千夜子の見た目はライカそのもの。

混乱した久能整は、千夜子と呼ばれる女性にライカという姉と知り合いであることを話します。

しかし千夜子の車いすを押す女性から「この子に姉はいません」と言われ、ますます混乱する久能整。

今までライカと名乗り自分と会っていた女性は誰だったのか?

実は「ライカ=千夜子」だったのです。

ライカという名前はカメラの「ライカ」に由来しています。

耐え切れない悲しみや苦しみから逃れるため、「感情をなくしてただ物を見るためだけのカメラになる」という背景から生まれた名前でした。

なぜライカという人格が生まれたのか?

それは千夜子が幼い時に父親から虐待を受けていたからです。

幼い千夜子は父親からの虐待にずっと耐えてきましたが、ある時限界を迎え防衛本能を働かせます。

解離性同一性障害という症状で、自分の限界を超える精神的苦痛や感情を、別のもの(対外離脱や記憶喪失など)として自分の心を守ろうとしました。

そして千夜子が自分の代わりとして生み出した人格がライカだったのです。

千夜子とライカの見た目がそっくりなのは、解離性同一性障害ではあるものの体は同じだから当たり前のこと。

最初はライカだけが千夜子の中で生まれた人格でしたが、千夜子はすぐに死のうとするため、そのたびに千夜子を守る新しい人格が生まれ続けていました。

しかし千夜子の両親が亡くなります。

そして千夜子は保護され入院することに。

治療によって徐々に千夜子は回復していき、彼女が作り出したいくつもの人格も消えていきました。

そして最後に残ったのが、ライカだったという事です。

【ミステリという勿れ】ライカは最後どうなる?

実は、原作でもライカの最後はまだ描かれていません。

なのでドラマではオリジナルストーリーになると思います。

ここからは個人の考察ですが、ライカは「桜が咲くころには私はいないけれど」と、自分の存在が時限つきであることに気が付いています。

おそらくライカ自身が言うように、最後にはライカという人格は消えてしまうのではないでしょうか?

久能整との交流を楽しんでいるライカですが、自分という存在がそのうち消えることについて抗う素振りも見せていません。

千夜子の幸せを第一に考え、千夜子を守るのがライカの役目だからです。

千夜子が生み出した人格なのだから仕方ないといえば仕方ないのですが、ライカの人格が消えた後もこれまでを全て忘れてしまうのではなく、久能整とのことだけは覚えていて交流が続いて欲しいです。

【ミステリという勿れ】ドラマのライカ役は門脇麦

(C)フジテレビ

ドラマ「ミステリという勿れ」で、ライカ役を演じているのは門脇麦さんです。

当初原作ファンからは、イメージが全然違うと批判が続出^^;

まぁ確かに門脇麦さんに「美女」という印象はあまりないですもんね。

ただ第9話のラスト。

ライカが千夜子に戻るシーンでの門脇麦さんの演技力がすごかったんです!

ライカと千夜子、もちろんどちらも門脇麦さんなんですが、全くの別人物に見えたんです。

他の人もそう思ったのか、このシーンをみた視聴者からは何故ライカ役が門脇麦だったのか納得した!と、今度は絶賛の声が続出したんです。

確かに美女というだけなら誰を使ってもいいかもしれないですが、解離性同一性障害という難しい役を演じられる女優はそういないですもんね。

私も原作漫画は読んでいますが、門脇麦さんでよかったと思っています。

まとめ

今回は「ミステリという勿れ」について、登場人物の中でも特に重要な「ライカ」という女性について、正体や妹千夜子との関係性や結末がどうなるのかを紹介してきました。

ライカと妹千夜子は姉妹なのではなく、虐待の辛さから逃げ出すため千夜子が作り出した別人格がライカだったんです。

ライカが最後どうなるかは原作漫画ではまだ描かれていないため、ドラマのオリジナルストーリーになると思いますが、切ない最後よりハッピーエンドが嬉しいなぁと思っています。

ドラマ版ライカの門脇麦さんが、どんなライカを演じてくれるのか楽しみですね♪

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